中央・地方いずれにしても体重の下限が53kgを超えると、装備品などの重量の都合もあって下級条件戦での騎乗が困難になることが多い。
JRAの場合は57kg程度で体重増加が止まれば障害競走専門騎手として活動を継続することが可能な場合もあるが、騎乗機会は大幅に限定される。
さらに過酷なのは障害競走が無い地方競馬で、体重と斤量の問題がそのまま騎乗困難に直結し若くしてやむを得ず引退を決断する者が少なからず見られる。
さらには、過酷な減量を余儀なくされ、その連続の末に心身に変調を来たす騎手や、脳梗塞など重篤な疾病を発症して倒れ引退を余儀なくされるケースも見られる。
騎手免許を返上した人物の第二の人生としては調教師や調教助手、厩務員など厩舎関係が多い。
その他では競走馬や後進の騎手の育成に携わる者、競馬解説者や競馬予想家などの競馬周辺の産業に携わる者、さらにはまったく異なる職業に転身する者などさまざまである。
調教師の仕事は騎手の仕事とは本質的に異なるため、佐々木竹見(NAR)や岡部幸雄(JRA)などは調教師への転身の道を選ぶことなく引退したが、このように騎手引退が悠々自適の余生へと直結するものは稀である。
騎手への制裁
8月 9th, 2011
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